カーリングの日本女子(世界ランク6位)が、スウェーデン(同5位)に逆転勝利を収め1次リーグ5勝2敗で2位に浮上、準決勝進出へ大きく前進した。

 2点ビハインドで迎えた第9エンドに同点とした。4-4の同点で迎えた最終第10エンドは不利な先行。それでも粘り強くストーンを配置し、スウェーデンの最後のミスショットを誘った。スチールで1点をもぎ取った。

 スキップの藤沢五月は「ドキドキして本当にいい試合ができた。どっちが勝ってもおかしくない試合で勝ててうれしい。正直負けたと思った。アイスの変化に気付けたほうが勝てたと思う。本当に僅差だった。やるべきことをやって、これで負けたら仕方がないと思っていた。やりきった」と声をはずませた。

 1次リーグは10チームが総当たりのリーグ戦を争い、上位4チームが23日からの準決勝へ進む。日本は次戦20日に英国(同20位)と対戦する。