世界ランク8位のSC軽井沢クは、最終戦で同16位の韓国に4-10。第6エンド(E)にスキップ両角友佑(33)が最後の石で自軍の石2個を出して4失点し、「これが今の実力」と受け入れた。4勝5敗の8位で終戦。98年長野五輪で進出したタイブレークにあと1歩届かなかった。

 セカンド山口は試合終了と同時に号泣した。好調だったショット成功率66%と精彩を欠き「今日は五輪の雰囲気にのまれた。もうちょっとできると自分に期待していた」と悔やんだ。長岡コーチはチームについて「(結果を)少し意識していたみたい。スキップ(両角友)もそわそわしていた」。4勝5敗にも「戦略的には劣ってない。男子カーリングの新しいスタートかなと思う」と話した。