前回女王の三原舞依(18=シスメックス)が、フリー140・73点、合計210・57点で2位。連覇はならなかったが、SPから順位を1つ上げた。

 演技後は「2位はすごくうれしい。ステップやジャンプに課題があって、なかなか練習ができなかった中で、今後の自信にもなると思います」と話した。

 昨年12月の全日本選手権では5位となり、目標としていた平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表を逃した三原にとって、今大会は22年北京五輪に向けた第1歩。「全日本選手権が終わった後、悔しくて立ち直るのが大変だったんですけど、貴重な経験が積めた。演技自体に満足できるシーズンを積み重ねていきたい」と前を向いた。