五輪初出場の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)がフリーで202・73点をマークし、トータル306・90とし、ショートプログラム(SP)で2位につけていたハビエル・フェルナンデス(スペイン)を逆転し、銀メダルを獲得した。

 宇野の一問一答は次の通り。

 -フリーについて

 宇野 最後まで満足いく演技ができたんじゃないかなと思う。

 -最終滑走について

 宇野 嫌でした。

 -どう集中したか

 宇野 集中はしていなかった。自分がどんな演技をしたらどんな点数が出てどんな順位にいくのかをずっと計算していた。完璧な演技をしたら1位になるという計算をしていたけども、4回転ループを失敗した時点で笑えてきた。

 -羽生に勝ちたいと臨んだ大会だった

 宇野 もちろん勝ちたいという気持ちはあった。あれだけの演技を見た後に、僕もそれ以上の完璧な演技をしなければ上に立つことはできないと思いながら挑んだけど、1個目のジャンプを失敗した時点で、あとは自分のことを考えようと切り替えた。

 -今後につながるか

 宇野 正直、あんまり今後のためにならないかな。特別な緊張もしなかったし、新たな経験もしなかった。(4年後の北京五輪については)先をあんまり考えないので、これという(話すべき)ことはない。