フィギュアスケート女子フリーに臨む宮原知子(19=関大)に強力援軍だ。23日、母校関大の応援団幹部2人が、はかまと高げた姿で会場の江陵アリーナに駆けつけた。

 試合前には、会場前で学歌と第1応援歌を披露。「絶対勝つぞー、みーやはら!」と、威勢よくエールを送った。2人は、21日のショートプログラム(SP)でも観客席から応援。練習時と演技前に周りの観客も巻き込んだエールで「ホーム」の雰囲気をつくり出した。

 関大応援団は、10年バンクーバー、14年ソチ大会でも当時関大所属の高橋大輔さんを応援するため、現地へ飛んだ。高橋さんのバンクーバー銅メダルに続く、関大出身者2人目のメダルへ、再び追い風を吹かせるつもりだ。明原渡第96代団長(21)は「世界で戦う姿が、同じ関大生として誇らしい。とにかくいい結果を残してほしい」。青井泉樹リーダー部長(21)は「会場の紫は、関大のスクールカラーと一緒で関大のホームと変わらない。メダルをもらえる演技を引き出せるようにしたい」とともに意気込んだ。