国際オリンピック委員会(IOC)は3日、平昌(ピョンチャン)で理事会を開き、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)のドーピング再検査で違反があったとしてロシア選手に科した五輪永久追放処分が覆された問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が処分を無効とした選手のうちの13人とコーチ2人について、平昌冬季五輪に個人資格で出場できるかどうかを審査することを決めた。

 開幕は9日に迫っているが、記者会見したIOCのアダムス広報部長は「大会が始まる前に決断する」と述べた。

 相次ぐドーピング違反で20年東京五輪に出場できる選手を大幅に削減した重量挙げについては、これまでの国・地域単位ではなく選手個人に出場枠を与える対応策を報告し、選手に定期的に検査を受けさせるため、年に1度の国際大会出場を義務づけた。16年リオデジャネイロ五輪の招致不正疑惑でブラジル・オリンピック委員会に科していた資格停止処分の解除も決めた。