平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)の大会組織委員会が、9日の開会式で追加の防寒対策を実施することになった。

 6日に行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会の記者会見で、IOCのデュビ五輪統括部長が明かした。午後8時スタートで氷点下10度以上の「極寒」に、選手や観客の健康が懸念されるが、入場を待つ選手にはヒーター付きのテントが用意され、観客にはニット帽と手袋の防寒キットが配布される。デュビ部長は「組織委の素晴らしい対策がある。ただそれだけを頼りにせず、暖かい格好できてほしい」と呼びかけていた。