平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のスピードスケート女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が金メダルを獲得し、今大会の日本のメダルが過去最多に並ぶ10個となったことに、スポーツ庁の鈴木大地長官は18日、「最高です。日本選手団が期待通りの活躍で、大健闘している。さらに成績を伸ばして、いけるところまでいってほしい」と興奮気味に語った。

 長官はこの日、視察した選手村で小平とたまたま会ったそうで「すごいオーラ」を感じたという。レースはスタート位置の近くで観戦し「一挙手一投足が見えた。こちらも緊張した」と振り返り、連勝街道が続く中で勝ち取った金メダルを「勝って当たり前とみられる重圧を乗り越えた。精神力、心の戦いだった。感動した」と絶賛した。