ピョンチャン五輪ジャンプ女子ノーマルヒルで、日本人初の銅メダルを獲得した高梨沙羅(21=クラレ)が、メダル獲得から一夜明けた13日、平昌で会見を開いた。

 高梨は「目標としている金メダルは届かなかったですけど、ホッとした気持ちと悔しい気持ちがある。ソチ五輪からの4年、悔しい思いがしてきて2本、納得いくジャンプが出来た。楽しく飛べたことが収穫」と笑みを浮かべた。

 一方で今後について聞かれると「銅メダルという結果に終わってしまって、目標は金メダルを取ること。自分はまだ金メダルを取る器ではないんだなということを痛感させられた。これで終わるわけではないので、また次の北京五輪に向けて今度こそ金メダルを取りたい。そこを目指してやっていきたい」と、22年北京冬季五輪でのリベンジを誓った。

 高梨は12日1回目で103・5メートルを飛び120・3点をマーク。全体3位で臨んだ2回目のジャンプは103・5メートルを飛び、合計243・8点をマークした。