竹内択(30=北野建設)が120・5メートルを飛び98・5点の27位で本戦へ進んだ。

 今大会最初のジャンプ。やや硬さも見えた。ジャンプを終えた竹内は「いろいろと(本戦に向けた)最終調整という形で飛んだ」と話した。17日に行われる本戦のポイントを聞かれると「風ですね。当たればいくし当たらないと行かないので。ノーマルヒルよりも当たり外れがある。普段の行いとかがもろに出るかなと思う」。ノーマルヒルは公式練習の結果により出場メンバーからもれた。「ノーマルヒルの時は自分の実力が出せなかったので仕方がない。今回、選ばれたからには上位に行きたい。そのためには自分のジャンプをすること。自分のジャンプに集中したい」と話した。

 日本勢は、小林陵侑(21=土屋ホーム)が143・5メートルの大ジャンプを見せ127・6点の3位、史上最多8度目の冬季五輪に臨むソチ銀の葛西紀明(45=土屋ホーム)が122・5メートルを飛び104・2点で22位、、小林潤志郎(26=雪印メグミルク)が115メートルを飛び89・5点で37位で、4人全員が上位50人による本戦へ進んだ。