藤森由香(31=アルビレックス新潟)が63・73点で日本勢最高の9位に入った。

 広野あさみ(27=TJR)は49・80点で12位、岩渕麗楽(16=キララクエストク)は48・33点で14位、鬼塚雅(19=星野リゾート)は39・55点で19位だった。金メダルは83・00点をマークしたジェイミー・アンダーソン(米国)で2連覇を達成した。

 11日に行われる予定の予選が強風のために中止となり、全選手(27人)が決勝に進出。演技回数は通常の3回から2回に減って争われた。

 ◆スノーボード・スロープスタイル競技メモ

 ▽ルール 14年ソチ五輪から採用された種目。斜面をボードで滑りながら、前半はレール、ボックスなどの障害物で、後半はジャンプ台で技を繰り出し、それを採点された得点で競う。障害物の上を滑る技術や空中技の難度などを6人の審判員が1人100点満点で採点。最高と最低の点を除いた4人の得点の平均点が、その演技の得点となる。予選は2回、決勝は3回滑り、最も高い得点が採用される。

 ▽日程 男子予選が10日、女子予選、男子決勝が11日、女子決勝が12日に行われる。予選から決勝に進めるのは上位12人のみ。

 ▽コース スタートからゴールまでが高低差150メートル以上で、傾斜は12度以上。