1500メートルで銀メダリストとなった高木美帆(23=日体大助手)が、1分13秒98で銅メダルを獲得した。

 フラワーセレモニーで名前をコールされると両手を振って、表彰台に飛び乗った。2位の小平とのダブル表彰台は日本女子では史上初の快挙となった。

 「1000メートルでの低地ベストを出して掲示板の順位で2位だと確認した。1番は取れなかったが(1500メートルで疲れの残る)体のことを考えると想定以上のレースができた。自分を褒めたい。自分との戦いだし集中していた。1500メートルのダメージは思った以上にあった。どうなるだろうと思っていたが体が良く戦ってくれた」。

 自身2個目のメダルを獲得し、高木美帆は心地よい疲労感を口にしていた。