押切美沙紀(25=富士急)は、7分7秒71で9位となり、あと1歩で入賞を逃した。

 中長距離を引っ張ってきたが16年夏に転倒で左足を負傷し、一時は引退も考えた。復活をかけた今季も序盤から不調。それでも、選考会での意地の滑りで5000メートルで五輪切符を獲得。晴れやかな表情で「あの時辞めなくて良かった。ただ自分の頑張りが足りなかったということ」と話した。メンバー入りを逃した団体追い抜きについては「氷の外からできるサポートをしていきたい」。