女子マススタート決勝で高木菜に徹底マークされた実力者のスハウテン(オランダ)は、最後の直線で伸びきれず、銅メダルに終わった。

 同じオランダのファンデルバイデンが膝を痛めたため、レースプランが狂ったそうで「早く前に出すぎた。だから最後の100メートルの勝負で敗れた。金メダルを失った」と落胆した。オリンピックで初めて採用された種目。15年の世界距離別選手権覇者は「選手の中には何度も(体を)押してくる選手がいた。ショートトラックではカメラがあって審判員もいて、審判員に罰則を与えられる」と苦言を呈した。