丸川珠代五輪担当相は19日午前の衆院決算行政監視委員会で、自民党の二階俊博幹事長の「五輪中止も選択肢」発言に関する質疑に「7月時点での状況を4月に見通すことは極めて困難な状況にある」などとして開催可否について明確な答弁を避けた。

立憲民主党の中谷一馬氏から「仮定のシミュレーションを想定されていないのか。想定しているが、国民を含めた一般には言えないということか」と指摘を受け、丸川氏は「あらゆる選択肢を検討していると、うかがっている」とするにとどめ、担当大臣としての見解は避けた。