全日本柔道連盟(全柔連)の中里壮也専務理事は8日、オンラインでの合同取材に応じ、来夏の東京オリンピック(五輪)代表らに新型コロナウイルスの抗体検査とPCR検査を今週中に実施予定であることを明かした。

五輪代表男女13人や監督、コーチら約50人を対象とし、両検査を1日で行う。選手らの健康状態を確認後、早ければ6月中に実施される可能性がある強化合宿の参加可否を判断する。中里氏は「(強化選手に関して)健康状態をチェックして、感染の危険がないと分かれば、段階的に練習復帰となる」と説明した。

全柔連は先月下旬、「3密」回避の厳守などを条件に今月から練習再開を許可する段階的な指針を発表した。現段階では、相手と組み合う練習はできない。しかし、五輪代表らには、両検査で陰性が判明すれば“特別措置”を講じる方針。当面は味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿を念頭に置き、体力トレーニングや道場内の人数制限を設けて段階的に稽古を再開する計画という。