超・激戦区のオリ捕手枠…福永奨の左手に運気が爆上がりしそうな相棒/連載〈33〉
プロ2年目のオリックス福永奨捕手(24)は、2軍でチーム最多の103試合に出場しています(9月27日現在)。チームがリーグ3連覇を果たした裏で、灼熱(しゃくねつ)の大阪・舞洲のファーム施設で汗を流す日々。いつか歓喜の輪に加わる日を目指して…。“中嶋監督モデル”のキャッチャーミットを手に、優勝に導いた先輩たちの声に耳を傾けます。
プロ野球
「ホープに聞く」連載一覧
日本ハム清宮幸太郎選手から始まった連載「ホープに聞く」。2026年のWBC候補を念頭に、これからの飛躍が期待される野球人に、一問一答形式のインタビューを行っています。今後も公開していく予定。どうぞよろしくお願いいたします。
◆福永奨(ふくなが・しょう)1999年(平11)7月28日生まれ、神奈川県出身。横浜で2年夏、3年夏に甲子園に出場し、国学院大4年時に同大学初の春秋東都大学リーグ制覇。高校、大学で主将を務めた。21年ドラフト3位でオリックス入団。ルーキーイヤーの22年は1軍で5試合に出場。今年は1軍出場はまだないが、2軍でチーム最多103試合に出場。259打数49安打26打点3本塁打、打率1割8分9厘(9月27日現在)。175センチ、87キロ。右投げ右打ち。
僕のミット見て「これ使ってみろよ」
――プロ1年目の春季キャンプで、中嶋監督から日本ハムコーチ時代に使ったミットをもらっていた。今はどこに?
福永ロッカーに飾っていつも見ています。今年はメーカーにお願いして、監督のものと同じ型を作ってもらって、使っています。
――もらった経緯は
福永キャンプの時に僕のミットを見て「これ使ってみろよ」と言ってくださいました。練習の時に使っていたものみたいです。
――それまで使っていたものとの違いは
福永形が似ていて、監督のもののほうが少し小さいです。黒地に赤ひもで、刺しゅうで「中嶋」と入っているから、なかなか使えないですよね(笑い)。
――「中嶋監督モデル」はしっくり来ている
福永しっくりきていますし、今年は盗塁阻止率も去年より上がっているので、握り替えのミスというのがあまりなくなったのかなと思って。使いやすさはすごくあるので、来年も同じものにしようかなと思っています。
――では、いつもロッカーで中嶋監督ミットに“見守られて”いるんですね
福永はい、見守られています(笑い)。監督にいただいてなかったら、全然分からなかったというか、自分のものだけにこだわりすぎていた。監督がくださって、1つの兆しじゃないですけど、いい方向に行っている。自分のものにしていくことができたので、ありがたいです。
監督もキャッチャー出身で、いろいろ学ぶところがあると思います。監督の野球をもっと知っていくことも大事なのかなと思います。先読みとか、いかにアピールしていくかとなったら、監督の野球を理解していることも大事だと思うので。
若月、森、石川に「追いつかなくちゃ」
――どうやって勉強しているのか
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1991年(平3)埼玉県春日部市生まれ。早大から14年入社。
整理部を経てアマチュア野球担当、阪神担当からサッカー担当に。
大学時代はインドの国民的スポーツ「カバディ」に夢中になり、全日本カバディ選手権で4強入り(出場6チーム)。