【顔採用?】オリックスのイケメン戦略に迫る　キーワードは投手､育成それに面構え

オリックスはドジャースに移籍する山本由伸投手(25)を象徴に、選手の発掘&育成に成功し、リーグ3連覇を達成しました。23年も山下舜平大投手(21)や育成出身の東晃平投手(24)ら若手選手が台頭。加えて人気イベント「オリ姫デー」に見られるように、イケメン選手も多く、「顔採用?」のうわさが立つほどです。オリ姫時代のスカウティングとは?　球団の選手発掘法や育成方針に迫りました。

プロ野球2024.01.02 06:00

磯綾乃

23年シーズンのオリックス年代別分布表。若手の層が分厚く、戦力バランスはそうそう崩れない

表情､着こなし…

オリックスは「顔採用」? あまりのイケメンの多さと人気ぶりに、SNSでは時折そんなジョークも出る。今年の恒例イベント「オリ姫デー」では選手がアイドルに扮(ふん)し、テレビの全国放送で取り上がられるほど話題を集めた。

ビジュアルを前面に打ち出したイベントはオリックスの十八番。大胆なレイアウトに応える選手たち（球団提供）

さすがに「顔採用」はないけれど…。最初に選手を見るアマチュア担当スカウト陣は「かっこよさも大事、というのはあながち間違っていないですよ。野球への姿勢は顔に出るんです」ときっぱり言う。

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磯綾乃Ayano Iso

Saitama

1991年（平3）埼玉県春日部市生まれ。早大から14年入社。
整理部を経てアマチュア野球担当、阪神担当からサッカー担当に。
大学時代はインドの国民的スポーツ「カバディ」に夢中になり、全日本カバディ選手権で4強入り（出場6チーム）。