【家族の力・DeNA山崎康晃】穴の空いた、古びたタンスに込められた愛の証し
愛の証しは穴の空いた古びたタンスだった。DeNA山崎康晃投手(31)が、21年にこの世を旅立った母ベリアさんへの感謝の思いを語りました。昨年末のオフには母の祖国・フィリピンを幼少期ぶりに訪れて、祖母や親族と時間をともにしました。母のルーツを知るとともに、反抗期だった小学生時代の過去も回想しました。
プロ野球
◆山崎康晃(やまさき・やすあき)1992年(平4)10月2日、東京都荒川区生まれ。帝京では2年夏、3年春に甲子園出場。亜大を経て14年ドラフト1位でDeNA入団。1年目から抑えに定着し、37セーブで新人王。18、19年最多セーブ。22年に通算200セーブ達成。15、19年プレミア12、21年東京五輪日本代表。23年までプロ通算508試合に登板し、19勝31敗、227セーブ。179センチ、88キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸3億円。
ふと、思い出す。大好きだった母ベリアさんのことを。21年にこの世を旅立ってからも、山崎は感謝の気持ちを忘れたことはない。むしろ、感謝し続けることが当たり前だった。
「(母の日は)プロになってからも学生時代と変わらず一輪のカーネーションだったり、自分の思いを込めてプレゼントをずっとしてきました。これといって大きいものを買ってあげたかといったらそうではないですけど、常に感謝の気持ちは大事にしてきました」
母の日や誕生日のような「節目」も関係ない。母の母国・フィリピンの影響もあり、感謝を表現することが普通だった。
「昔から家族に対する気持ちを前に出してきました。ありがとうの気持ちだったり、お手紙もそうですよね。日ごろの感謝は母だけじゃなく周りの人にも常に感謝するように、と僕は教育されてきたので、当たり前というか」
「もちろん家に帰ればハグして迎えてもらったり、行ってきます、のハグをしたり。当たり前のように日常的にハグやキスを僕の家族はしていました。そういう意味では非常に愛情深い家族だったなと思います」
昨年末のオフのこと。祖母の待つフィリピンを訪れた。最後に訪れた幼少期から20年以上の時がたっていた。
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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。26年は巨人担当。
趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。
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