【サファテ氏語る後編】「日本は最悪だった」と言う選手の共通点 日本が改善できる点

外国人投手として初めてNPB通算250セーブを達成した巨人ライデル・マルティネス投手(29)を祝福したデニス・サファテさん(45)。前編では「250だけを目指すんじゃない。400を目指せ。岩瀬の記録を狙ってほしい」と強烈なエールを送り、外国人史上最強守護神論や自身の234セーブ、クローザーとしての哲学を語りました。

後編では、話題はさらに日本野球そのものへ広がりました。日本で11年間プレーした経験から、日本で成功する外国人選手と失敗する選手の違い、練習文化、若手育成、日本人打者とMLB打者の違い、そして侍ジャパンがWBCで強い理由まで率直に語りました。

「日本が悪かったんじゃなくて、君が結果を出せなかったんだ」「日本では練習が仕事で、試合はご褒美」。日本を愛し、NPBで長く戦ったからこそ見えた長所と課題。さらに将来的に日本で投手コーチや監督を務めたいという思いまで明かしました。サファテさんが見た「日本野球のすごさ」と「変わるべきところ」に迫ります。

インタビュー動画もあわせてお楽しみいただけます。

プロ野球

★サファテさんが語った主な内容

  • 日本での成功のカギは? 「文化」を受け入れられるか
  • 日本の選手は働き過ぎ? 将来、日本で指導者になったらやりたいこと
  • NPB、MLBとも、お互いに相手から学べることがある

◆デニス・サファテ 1981年4月9日、米国ニューヨーク州クイーンズ生まれ。アリゾナ州立大から01年ドラフト9巡目でブルワーズ入団。06年にメジャーデビューし、通算92試合、5勝4敗、防御率4・53。11年から広島でプレーし、西武を経て14年にソフトバンク移籍。15年から3年連続セーブ王。17年はプロ野球新記録の54セーブをマークし、MVP、正力松太郎賞。同年は日本シリーズMVPも受賞。NPB通算427試合、27勝20敗、234セーブ、48ホールド、防御率1・57。234セーブは外国人投手の歴代2位で、427登板は同3位。193センチ、102キロ。右投げ右打ち。

セーブ日本記録タイとなったサファテはファンの声援に応える(17年9月2日)

セーブ日本記録タイとなったサファテはファンの声援に応える(17年9月2日)

チームメートは見ている ホークスで必ず行ったこと

―毎年多くの外国人選手が日本へ来ます。MLBで豊富な実績があってもNPBで苦しむ選手もいます。日本で成功する外国人と、うまくいかない外国人の最大の違いは何でしょう

サファテさん さっき話したことと同じで、文化を受け入れることです。

メジャーから来る選手の中には、自分は特別扱いされる、甘やかしてもらえると思っている選手がいます。でもチームメートはそれを見ています。他の選手とは違う扱いを求めていることが伝わるんです。

僕はそれを望みませんでした。ホークスでは必ずチームと一緒にいるようにした。グラウンドに出て、みんなと一緒にストレッチしました。

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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。26年は巨人担当。
趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。