神戸発→東京経由→全国 実力派タモンズ47都道府県ツアー「詩芸」2年かけ大詰めへ

漫才コンビ「タモンズ」の大波康平(42=写真左)安部浩章(43=同右)は、ともに神戸出身。地元の高校で出会い、芸人人生は東京でスタートした。47都道府県を巡るツアーは大詰めを迎え、熟練の話術を見せる一方、若手の中に入って漫才バトルも演じている。苦しみも喜びも、漫才から学ぶ毎日だ。

お笑い



47都道府県ツアーの完走までわずかとなったタモンズの大波康平(左)と安部浩章(撮影・三宅敏)

47都道府県ツアーの完走までわずかとなったタモンズの大波康平(左)と安部浩章(撮影・三宅敏)

大波、安部 神戸の高校同級生コンビ
ツアー残すは東京と、出身神戸2カ所


◆タモンズ高校の同級生だった大波康平(おおなみ・こうへい)安部浩章(あべ・ひろあき)によって2006年4月、コンビ結成。

大波康平1982年(昭57)11月14日生まれ、神戸市出身。NSC(吉本芸能総合学院)東京11期生。趣味は競馬、マージャン、パチンコ、スロット。身長171センチ。

安部浩章82年5月24日生まれ、神戸市出身。NSC東京11期生。趣味は野球観戦(オリックスバファローズ)、特撮ヒーロー番組(仮面ライダー、スーパー戦隊)、長渕剛。身長175センチ。


★タモンズ60分漫才「詩芸」47都道府県ツアー11月13日、東京・ルミネtheよしもと。12月27日、神戸・新開地喜楽館。神戸では同日、タモンズトークライブ「劇場版超熟成ラジオ」in兵庫も開催。



03年7月スタート「詩芸」からの学び
重い空気も客リアクションのり爆笑渦へ


47都道府県ツアー「詩芸(うたげ)」が始まったのは、2023年(令5)7月。以後、2年少々をかけて40数カ所で漫才を演じてきた。10月19日の埼玉公演を終え、残るは2公演のみ。11月13日東京・ルミネtheよしもと、12月27日神戸・新開地喜楽館だけとなった。


大波最初が静岡で、次が名古屋だったんです。静岡ではまあまあ受けたんですが、名古屋ではさっぱり受けなかった。僕らのしゃべりと客席が全然かみあわなかったんです。せっかくのツアーなのに、これじゃ意味がないぞ、と行き詰まりました。


ツアーで、タモンズは「60分漫才」を演じてきた。5分ネタ、10分ネタを何本も出すのではなく、ひとたび舞台に出ると60分間、舞台から下りるまでしゃべりっぱなし。それがタモンズのスタイルでもあった。

ツアー開始から3カ月。長野公演がひとつの転機となった。


本文残り76% (2609文字/3419文字)

エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。