矢野勝也 4月10、11日開催の劇団PUNK第8回公演と漫才への思い

漫才コンビ「矢野・兵動」の矢野勝也が主宰する劇団PUNKの第8回公演が4月に迫っています。ネット炎上をテーマにした「冷たい炎2026」を上演予定で、矢野は「人の心は、泣いたり笑ったり」「人と人のつながることの良さ」を一貫して伝えたいと語りました。劇団発足から10年、若い出演者との協働を重視し、芝居の経験が漫才に跳ね返ってくると話しています。

お笑い

◆矢野勝也(やの・かつや)1970年(昭45)8月17日生まれ、兵庫県尼崎市出身。NSC大阪9期生。同期の兵動大樹と90年5月に漫才コンビ「矢野・兵動」結成。2009年、上方漫才大賞受賞。今もなんばグランド花月(NGK)などの舞台に立つ一方、劇団PUNKを主宰。16年12月に第1回公演を行う。第8回公演「冷たい炎2026」が4月10、11日に大阪・放送芸術学院専門学校ドリームホールで。趣味はおしゃれ、犬の知識、ボディービル。身長165センチ。

★矢野勝也が語った劇団PUNKと漫才への思い

  • ネット炎上テーマの新作「冷たい炎2026」の狙い
  • 若い出演者との芝居作りで大切にしていること
  • NGKでトリを務めるために必要な品格とオーラ
劇団PUNK公演を控える矢野勝也(撮影・三宅敏)=大阪市中央区=2026年3月18日

劇団PUNK公演を控える矢野勝也(撮影・三宅敏)=大阪市中央区=2026年3月18日

ネット炎上意味する「冷たい炎」

矢野が主宰する劇団PUNKの第8弾「冷たい炎 2026」の公演が4月10、11日に大阪・放送芸術学院専門学校ドリームホールで行われる。出演は、矢野の他、大西ユースケ、彩葉、岡田直子、中川貴志、横堀菜々美、土井隆、佐合井マリ子ら。

矢野タイトルの「冷たい炎」は、ネットで炎上することを意味しているんです。僕の役は、炎上しているのを収めるのを仕事としている探偵。アナログな人間がデジタルなトラブルに立ち向かっていく姿を描きます。8年前に初演を行った芝居なんですが、ネットでのトラブルがより身近で深刻になった今こそ、見ていただきたいと思います。ネットの世界では、誰もが被害者にも加害者にもなりうる問題ですから。

現代社会の闇ともいうべきテーマ。とはいえ、コメディーであり、歌やダンスも登場する。見ていて楽しめる作品だ。

劇団PUNK公演を控える矢野勝也(撮影・三宅敏)=大阪市中央区=2026年3月18日

劇団PUNK公演を控える矢野勝也(撮影・三宅敏)=大阪市中央区=2026年3月18日

「壁をぶち破るんだ!」劇団発足10年の思い

矢野が劇団PUNKを立ち上げたのは2016年(平28)のこと。以来、計7作の芝居を世に届けてきた。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。