【三浦璃来・木原龍一の言葉】「ほめろ(笑)」りくりゅう節で快挙振り返る/Sカナダ

【ミシソーガ(カナダ)=阿部健吾】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダで日本ペアとしてGP初優勝を飾った三浦璃来(20)、木原龍一(30)組(木下グループ)が、三浦の肩の負傷を乗り越えての優勝を振り返りました。一夜明けての現地でのインタビュー。日本でのペア種目の将来への思い、出演した「徹子の部屋」の裏話も教えてくれました。

フィギュア

<フィギュアスケート・グランプリシリーズ第2戦スケートカナダ>ペア:三浦璃来・木原龍一優勝

【スケートカナダペア成績】


順位選手SPフリー合計
1三浦、木原73.39138.63212.02
2チャン、ハウ67.39119.09186.48
3コンティ、マチー66.66119.52186.18
4マッキントッシュ、ミマール60.82114.67175.49
5プラサス、フェルナンデス55.70108.44164.14
6ズク、ビダジュ52.84100.66153.50
7ラウリーン、エシアー50.84101.25152.09
エフィモワ、ブロマールト棄権
日本ペア初優勝を飾った三浦・木原組(中央)(AP)

日本ペア初優勝を飾った三浦・木原組(中央)(AP)

日本ペア初優勝から一夜「出し切って体動かない」

――試合を振り返って

三浦 肩は全然大丈夫なんですけど、2人とも昨日けっこう出し切ったので体が動かない状態です。

木原 SPの後は疲労感はそこまでなかったんですけど、フリーの後はすごい疲労感を感じました。時差がないので楽かなと思ってたんですけど、フリーの後は同じで疲れはすごく出ました。

――フリーは通しの練習が試合で5回目だったそうですが、あそこまでの演技を披露しました

三浦 いい練習もあったんですけど、その中でもあまりうまくいかない練習もあったので、自分自身どこまでできるか不安だったけど、いい練習がよく出たかなと思っています。まだ安定はしてないと思うので、次の試合に向けて安定させられるように、もうちょっと練習を積めていければいいなと思います。

木原 スケートカナダに会わせて調子が上がっていってるなというのは感じてるんですけど、調子にムラがある時がありました。その中でも昨季に似たような感覚になったので、カナダは何とかなるかなという変な自信はありました。自信はないけど、なんとかなるかなと。

スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。