【現地限定!渡辺倫果トーク】接して学んだ尊敬の2人「いいとこ取りしてその領域に」
【コロラドスプリングズ(米国)11日(日本時間12日)】フィギュアスケート4大陸選手権の女子で5位となった渡辺倫果(20=TOKIOインカラミ/法政大)が当地メディア限定の一夜明けインタビューに応じました。一気に世界のトップ戦線に駆け上がった現在地の素直な心境、尊敬する2人のスケーターへの思い、その先に目指すものを語ってくれました。
フィギュア
〈4大陸選手権一夜明け取材/女子シングル渡辺倫果5位〉
女子シングル上位成績
順位 | 名前 | SP | フリー | 合計 |
---|---|---|---|---|
1 | イ・ヘイン | 69.13 | 141.71 | 210.84 |
2 | キム・イェリム | 72.84 | 136.45 | 209.29 |
3 | 千葉百音 | 67.28 | 137.70 | 204.98 |
4 | キム・チェヨン | 71.39 | 131.00 | 202.39 |
5 | 渡辺倫果 | 65.60 | 134.90 | 200.50 |
6 | ブレイディ・テネル | 69.49 | 130.42 | 199.91 |
7 | アンバー・グレン | 69.63 | 122.87 | 192.50 |
8 | 吉田陽菜 | 59.82 | 129.78 | 189.60 |
9 | サラ・モード・デュピュイ | 51.68 | 118.99 | 170.67 |
10 | マデリン・シーザス | 60.11 | 99.62 | 159.73 |
ライバル?!「中庭先生の切り札が難しくて」
――一夜明けて今回の経験は
渡辺 悔しい部分というのも結構あったかなという思いもありつつ、ただ、収穫がたくさんあった大会だったなというのもあって。あとは高地でやる中で滑り切れたのは、世界選手権を含めて、今後の大会とか、練習を含めていい自信にもつながるんじゃないかなと思います。
――収穫は。
渡辺 まずは高地で滑り切れたこと。あとは(トリプル)アクセルのショートでの失敗を生かせたこと。あとは普段とは違う状況下の中で、ある程度プログラムをまとめられたことは、一つの収穫につながったんじゃないかなと思っているので。まだ先生と反省会はしていないんですけど、悔しい思いと、今後につながる自信が同時にあったというか、同時に得ることができた大会だったと思います。
――中庭先生に報告は。
本文残り81% (3525文字/4332文字)
長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。