【佐藤駿の言葉/4大陸SP現地発】「フリーはやり切るしかない。表彰台へ頑張る」

【コロラドスプリングズ(米国)9日(日本時間10日)】今季のグランプリ(GP)ファイナル4位の佐藤駿(19=明治大)がショートプログラム(SP)に最終滑走で登場し、80・81点で6位発進となりました。4回転トーループで転倒があり、言葉に悔しさがにじみました。静かに闘志を燃やし、フリーへ向かいます。

フィギュア

〈4大陸選手権/男子シングルSP 6位 80.81点〉

男子シングルSP上位成績 


順位名前SP
1三浦佳生91.90
2キーガン・メッシング86.70
3ジミー・マー86.64
4金博洋85.32
5チャ・ジュンファン83.77
6佐藤駿80.81
7コンラッド・オーゼル80.09
8マキシム・ナウモフ75.96
9キョン・ジェソク75.30
10島田高志郎74.06
4大陸選手権SPの演技をする佐藤駿(ロイター)

4大陸選手権SPの演技をする佐藤駿(ロイター)

「調子とか、体力面のこと考えて」3-3

――4大陸はどうでしたか。

佐藤 正直、すごく緊張していて。すっとルッツも入ったんですけど、その流れで入って、開くタイミングを間違えてしまったというか、あまりいいトーループではなかったのではないのかなと思いました。

――SPの構成に迷っていた中、どう決めましたか。

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スポーツ

木下淳Jun Kinoshita

Nagano

長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。