【11位島田高志郎の言葉】「全日本がまぐれと言われないように、また頑張る」

【コロラドスプリングズ(米国)11日(日本時間12日)】昨年末の全日本選手権2位で、ショートプログラム(SP)10位発進の島田高志郎(21=木下グループ)はフリー143・79点を記録し、合計217・85点の11位で大会を終えました。2季目を迎えて、滑りこんできたフリー「チャプリン・メドレー」への思いなど、当地取材メディアとの主な一問一答は次の通りです。

フィギュア

〈4大陸選手権/男子シングルフリー 島田高志郎11位〉

男子シングル上位成績 


順位名前SPフリー合計
1三浦佳生91.90189.63281.53
2キーガン・メッシング86.70188.87275.57
3佐藤駿80.81178.33259.14
4チャ・ジュンファン83.77166.37250.14
5ミハイル・シャイドロフ72.43164.71237.14
6イ・シヒョン70.38157.41227.79
7金博洋85.32142.15227.47
8コンラッド・オーゼル80.09146.01226.10
9ジミー・マー86.64134.40221.04
10マキシム・ナウモフ75.96142.75218.71
11島田高志郎74.06143.79217.85
フリーの演技をする島田(ロイター)

フリーの演技をする島田(ロイター)

「晴れやかな気持ちと悔しい部分と」

――今日の演技はどうでしたか

島田 あっという間に終わってしまったなと。すごくショートよりもいい気持ちの状態で、やっぱりフリーは2年目の持ち越しということもあって、気持ちの持ち方が少しずつ変わってきたなっていう風に思っていたんですけど。そうですね、また、いい演技をすることに遠慮してしまったというか。まだまだ足りない部分が多く見つかった試合になってしまいました。

――標高の影響はありましたか。

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スポーツ

木下淳Jun Kinoshita

Nagano

長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。