【りくりゅうの言葉〈フリー編〉】痛っ、怒ってる?ポンポンがいつもより優しくないよ

フィギュアスケートで2年に1度行われる団体戦「世界国別対抗戦」は15日、東京体育館で大会3日目を迎えました。

ペアのフリーでは、3月の世界選手権を制した三浦璃来(21)、木原龍一(30)組(木下グループ)が大歓声を受け、自己ベストの143・69点の演技を披露しました。グランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権と合わせて日本初の「年間グランドスラム」を達成した今季。3連続ジャンプにミスが出ながらも、世界選手権での悔しさを晴らす演技にもなりました。

直後の2人の思いを「りくりゅうの言葉」としてお届けします

フィギュア

〈世界国別対抗戦〉◇4月15日◇東京体育館◇ペアフリー

りくりゅうペアフリーギャラリー

【ペアフリー成績】


順位名前ペアフリー
1アレクサ・クニエリム/ブランドン・フレイジャー(米国)147.87
2三浦璃来/木原龍一(木下グループ)143.69
3サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア)130.22
4ディアナ・ステラート・デュデク/マキシム・デシャン(カナダ)129.73
5カミーユ・コバレフ/パバル・コバレフ(フランス)114.78
6チョ・ヘジン/スティーヴン・アドコック(韓国)102.27
ペアFP 日本チームの応援を背に華麗に舞う三浦璃来・木原龍一組

ペアFP 日本チームの応援を背に華麗に舞う三浦璃来・木原龍一組

ミス出たフリー、2位も自己ベスト「駆け抜けることができた」

――フリーを終えて

三浦 世界選手権にピークを持ってきて、そこから上げるのがほんとに難しかったんですけど、世界選手権でミスしたサルコーとスローループだけは絶対降りたかったので。3連続という大きなミスがあったんですけど、その中で全部その他のエレメンツは成功できたっていうのは、ほんとに自分自身の、自分たちの成長になったかなっていう風に思います。

木原 調整は難しかったんですけども、今日、一応悪くない演技はできたので、そこは良かったかなっていう風に思います。

――点数は自己ベストです。今季を振り返って

本文残り72% (1397文字/1949文字)

スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。