【教えて!りくりゅう第2弾〈1〉】ファンの鋭い質問に「先生に分析してもらおう」

1月の第1弾でご好評いただいた「教えて!りくりゅう」が帰ってきました。

フィギュアスケートのペアで昨季、グランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権、世界選手権を制す「年間グランドスラム」を日本勢で初めて達成した三浦璃来(21)、木原龍一(30)組(木下グループ)。

第2弾も7月に募集した質問を記者が持ち込み「りくりゅう」に答えてもらいました。

本日から「競技編」「競技の裏側編」「プライベート編」と3週にわたって掲載。さらに最終回の4週目は「映像編」としてお届けします。普段はなかなか話題とならないテーマを、おふたりに解説していただきました。お楽しみください。

フィギュア

競技同様、息ぴったりの姿でさまざまな質問に答えた三浦と木原

競技同様、息ぴったりの姿でさまざまな質問に答えた三浦と木原

6練サインは? インライン慣れると? 走り込みは? 〈1〉競技編

ファンから寄せられた質問に答えた三浦選手と木原選手。いつものりくりゅう節を交えて解説してくれました。

――演技後によく木原選手が三浦選手に「ジャンプ降りた?」など、相手のジャンプの出来を確認する様子が見受けられますが、実際に演技中は、相手のジャンプの出来は横目で分かるのでしょうか?(質問者:ムラサキクンシラン)

木原 演技中は完璧に降りたかどうかは分からないよね? 

三浦 確かに。こけたりとかは分かるけど…。

木原 あとはお客さんの拍手でドワ~ッとなっていたら「あっ、決まったんだな」と分かるけど、まばらな拍手だと…(笑い)。

三浦 だから終わってから確認するよね。「あれ、パンクしたよね」って。

木原 「降りた?」「パンク?」みたいな感じでね。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。