【三浦佳生の言葉:フリー】安藤美姫の電話助言 田内誠悟がつないでくれた/Sカナダ

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇10月28日(日本時間29日)◇カナダ・バンクーバー◇男子フリー

昨季の4大陸選手権と世界ジュニア選手権で2冠を達成した三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)が自分自身と冷静に向き合い、合計257・89点で2位につけました。

ショートプログラム(SP)は4位発進となりましたが、フリー当日の公式練習は自己判断で早めに切り上げました。ホテルへ戻ると、友人の田内誠悟(名東FSC)から着信。その電話で安藤美姫さんからアドバイスを授かり、フリー1位となる177・09点へとつなげました。

12月のGPファイナル(中国)へ望みをつないだフリー。その舞台裏を「三浦佳生の言葉」としてお届けします。

フィギュア

GPスケートカナダ・ 男子シングル成績


順位名前SPフリー合計
1山本草太89.56168.86258.42
2三浦佳生80.80177.09257.89
3マッテオ・リッツォ74.99171.02246.01
4友野一希81.63163.49245.12
5ミハイル・シャイドロフ79.18162.47241.65
6マーク・ゴロニツキー70.69154.66225.35
7ウェスリー・チウ76.94144.60221.54
8リアム・カペイキス71.59148.56220.15
9チャ・ジュンファン86.18130.43216.61
10コンラッド・オーゼル77.68135.44213.12
11ミハイル・セレフコ70.18140.60210.78
12アレクサ・ラキッチ72.56116.82189.38
三浦は表彰式後の記念撮影でリクエストに応えて「心臓をささげよ」のポーズ

三浦は表彰式後の記念撮影でリクエストに応えて「心臓をささげよ」のポーズ

SP4位から逆転銀メダル
「次戦につながる良い4分間だった」

フリーを終えて

――演技構成を変えるのは今朝の段階で決めましたか。

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スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。