【宇都宮ブレックス〈75〉】ジーコ・コロネルHC代行インタビュー(下)

4月13日、宇都宮ブレックスは2年連続4度目の東地区優勝を決めました。3月23日に行われたケビン・ブラスウェル・ヘッドコーチ(HC)のメモリアルセレモニーでジーコ・コロネルHC代行(42)は、今季のブレックスは2017年にニュージーランドNBLで20戦無敗のまま頂点に立ったウェリントン・セインツによく似ていると発言。その時にブラスウェルHCが取ったある行動が、チームの結束をより高めた事実をコロネルHC代行が明かしてくれました。昨季の悔しさを晴らし、チャンピオンシップ(CS)を制覇するために必要な事とは。コロネルHC代行インタビューの後編です。(インタビューは4月3日に行いました)

バスケットボール

「BREXタイム」一覧はこちらから

【次回予定〈76〉CSのキーマンにフォーカス】

2024年8月24日のTIP-OFFイベントであいさつをするコロネルHC代行

2024年8月24日のTIP-OFFイベントであいさつをするコロネルHC代行

「ケビンが言った通りにぶっ倒しました」

―ウェリントン・セインツでの2017年はどのようなシーズンだったのですか

その前年にも私たちは優勝していたのですが、ファイナルの試合は自分たちのベストパフォーマンスではありませんでした。勝つ事は勝ちましたが、良い勝ち方とは言えず、心残りというか、もう少し良いパフォーマンスが出来たのではないかという思いが私にはありました。

そう感じていたのは私だけかと思い、最初は誰にも言わなかったのですが、2017年シーズンが始まる前に何人かの選手と話をしたら、みんな同じように感じていたんです。

先ほど言ったようにベテラン選手が多く、コーチングスタッフも含めて過去に1回以上は優勝経験のある人間ばかりでした。話をしていく中で、「初めて優勝した時のような喜びをもう1度感じたい」「本当に心から喜べるようなシーズンにしたい」という声がありました。

本文残り82% (2125文字/2584文字)

1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。