【宇都宮ブレックス〈77〉】いざCS セミファイナルのキーマン

いよいよ、この時がやってきました。宿敵・千葉ジェッツとの決戦。クォーターファイナルとセミファイナルの違いはありますが、舞台は昨季のチャンピオンシップ(CS)と同じ、日環アリーナ栃木です。あの時の悔しさ、喪失感は忘れられません。今シーズンのブレックスは、あの瞬間から始まったと言っていいでしょう。ケビン・ブラスウェルヘッドコーチ(HC)が言い続けてきた「ハビット」(習慣)が、本当に身に着いたのか問われる試合になります。では、勝利のキーマンは? シーズンを通して、ブレックスを取材してきた私は、小川敦也選手(22)と鵤誠司選手(31)のセカンドガード陣、そしてレギュラーシーズン(RS)終盤から調子を上げてきた遠藤祐亮選手(35)と考えました。

バスケットボール

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【次回予定〈78〉いざCS ファイナルのキーマン】

2025年4月16日の千葉ジェッツ戦で瀬川選手をドリブルで抜く小川選手

2025年4月16日の千葉ジェッツ戦で瀬川選手をドリブルで抜く小川選手

洛南VS東山

クォーターファイナルでの千葉ジェッツの強さに危機感を抱いたファンの方は多いでしょう。

ブレックスとも長年しのぎを削ってきた強豪のアルバルク東京を、千葉ジェッツは完膚なきまでたたきのめして、セミファイナルに上がってきました。

しかも今季から加入した元NBAプレーヤーの渡邊雄太選手(30)は欠場し、富樫勇樹選手(31)は2試合とも途中出場。それで圧勝したところに、正直、怖さを感じます。

RS終盤からCSにかけ、富樫選手の代役として先発出場しているのが、高校を卒業したばかりの18歳、瀬川琉久選手です。

プロ初先発した4月16日のブレックス戦ではそこまで脅威に感じませんでしたが、その後、急速に自信をつけ、今では堂々たるプレーでタレント集団を率いています。

2025年1月4日、入団会見に臨んだ千葉ジェッツ瀬川選手

2025年1月4日、入団会見に臨んだ千葉ジェッツ瀬川選手

富樫選手はおそらくセミファイナルもベンチスタートで、プレー時間を限定しての起用になるでしょう。瀬川選手の急成長のおかげで、病み上がりの富樫選手は限られた出場時間の中で集中してプレーできているように見えます。

そう考えると、まずは瀬川選手を封じる事が大事になってきます。

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1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。