【宇都宮ブレックス〈78〉】いざCS ファイナルのキーマン

悔しい敗退から1年。今度こそ、チャンピオンシップ(CS)ファイナルにたどり着きました。強豪・シーホース三河、宿敵・千葉ジェッツを乗り越え、最後に立ちはだかるのは4季連続ファイナル出場の琉球ゴールデンキングスです。3季前に宇都宮ブレックスが2度目のファイナル制覇した際の相手が琉球。琉球はその時の雪辱を誓って挑んで来るので、激戦は必至です。CSのキーマンシリーズ最終回。1年間、宇都宮ブレックスを追いかけてきた私は、グラント・ジェレット選手と竹内公輔選手、そして田臥勇太選手と考えました。3度目の頂点へ、あと2勝。

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【次回予定〈79〉CSを振り返って】

2025年3月12日の群馬クレインサンダーズ戦でゴールに迫るジェレット選手

2025年3月12日の群馬クレインサンダーズ戦でゴールに迫るジェレット選手

上り調子のジェレット選手

互角の戦い。近年の対戦成績や中身を見ると、宇都宮と琉球は互いに1歩も譲らない戦いを繰り広げています。

最近3年間のレギュラーシーズン(RS)の対戦成績 (宇都宮―琉球)

2022-23 0勝2敗 (52―81)(70―75)

2023-24 1勝1敗 (66―68)(74―68)

2024-25 1勝1敗 (105―86)(88―97)

連勝するのが困難な相手。それが琉球です。

琉球の強みはなんといってもインサイド。アレックス・カーク選手、ジャック・クーリー選手のセンター陣は強力。フォワードのヴィック・ロー選手やケヴァ・アルマ選手もリバウンドに強く、積極果敢に飛び込んでいきます。

セカンドチャンスがあるのでシュートも思い切ってどんどん打てる、外からのシュートも増えて得点が伸びる。そういった好循環が生まれれば琉球のペースです。

昨季CSファイナル第1戦でリバウンドボールを必死にキープする琉球のジャック・クーリー選手

昨季CSファイナル第1戦でリバウンドボールを必死にキープする琉球のジャック・クーリー選手

宇都宮としては、そうはさせたくありません。グラント・ジェレット選手、ギャビン・エドワーズ選手、竹内公輔選手、アイザック・フォトゥ選手のビッグマンはもちろん、あらためて全員でリバウンドへの意識を高める必要があります。

中でもジェレット選手が攻守両方のキーマンだと思います。

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1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。