ニッカン・コム杯の優勝戦が行われ、2号艇の伊藤将吉(41=静岡)が当地初Vを飾った。

1Mで差して先行。2周2Mで石川真二に逆転を許したが、3周1Mで再び差しを決めた。「伸びは分からないけど、出足やレース足は良かった」。

若松の水面には「苦手意識があった」。19年は負傷などもあり、出走回数不足でB級落ちを味わった。「まだペラは試行錯誤している」。完全復調とは言えないようだが、実力者がこの優勝で勢いに乗り、3期ぶりのA1級復帰を目指す。