気付けばタイミングが合わな過ぎて、当方1年1カ月も髪を切っていない。長さは肩くらいまであり、ヘアゴムで束ねられるレベルにまで育った。おかげで特徴が付いて、特に若手選手からは“いじり”の対象となっており、「変な頭」と笑ってもらいながら和気あいあいと取材ができている。
髪が伸びて改めて気付いたのが、一部だが“長髪の男子選手”がいるということ。そして、ついに過去最長? と思われる選手を発見した。それは上村宏太(32=東京)。長さは肩甲骨を優に超えており、存在感はばっちりだ。
まず上村との長髪談義に入る前に、彼の簡単なプロフィルと趣味を説明しておこう。
1992年(平4)3月15日生まれ、東京都出身の119期生で、デビューは16年11月多摩川一般戦。デビュー初勝利は17年1月平和島一般戦で、初優出は20年3月津一般戦。趣味も多彩。音楽好きで「80年来、90年代のロック、ハードロックなどを聴きます」。また、自動車へのこだわりも強く「アメ車に乗っています。シボレーインパラですね。日本も好きだけど、同じくらいアメリカも好きなんで」と爽やかな顔から想像のつかない、ワイルドな男である。
さて本題に戻る。上村が髪を伸ばしたきっかけを聞くと「長髪は自由の象徴。(選手が主張ができるのは)髪形くらいなんで」とかっこいい。ワイルドさがより一層際立つ。現在の長さになるまで、どの程度かかったかについては「4年経つかな? 4年くらいは伸ばしています」。初めて見た印象としては、めちゃめちゃ髪はきれい。ただ、本人は「よく言われますが、実際は毛先はきしきししているし、指が通りにくいですよ」と吐露。その気持ちは、当方もよく分かる。長髪に関する話を2人で長々として、当方の心中では「あるある」と思いながら語り合えて、とても楽しかった。
最後にどこまで伸ばすか問うと「もっと伸ばせと言われた先輩がいるんです。その先輩に会っていないので会うまでは…。宣材写真を撮れたら証拠になるので(撮ったら)切ろうかなと」。
いや、切ってもいいけど、今の長さをぜひ維持して欲しいと感じた。見た目のかっこよさはもちろん、せっかく当方の中で“長髪=上村”と印象付けられたところでもあるので。
彼を見つけ出すのに特徴的で分かりやすいというのもある。手入れは大変だと思うが、数少ない“長髪仲間”。できるだけキープして欲しいと切に願っている。【前原一樹】
























