４日目は３戦２勝ながら、３レースのトータルではマイナス。狙って的中したレースも、オッズが思いのほか低かった。松戸の、いや、競輪ファンは本当に「くろい」。泣いても笑ってもラスト１日。当日は松戸競輪場に行って、目の前でレースを見る予定。次回Ｇ１開催でも、こんな企画で使ってもらえるよう、何とか結果を残したい。

　◆１１Ｒ・決勝　◎固定の競馬予想とは違い、競輪コラムのみの予想だからこそできる買い方をしてみたい。並びで注目は、村上が稲垣の前を回ること。今回、村上は気迫こそ感じるものの、車が思うように進んでいない印象がある。それを村上自身もわかっている上で、稲垣の前で戦うことを選択したのではないか。メンバー構成を考えても、先行辞さずのレースをするはず。稲垣はこのチャンスを逃すわけにはいかない。

　一方で村上の出来を考えれば、タイミング次第で新田が一気にまくり切ってしまうことも考えられる。この２パターンを頭に置いて車券を組み立ててみた。３連単（５）→（３）→全を各７００円、（９）→（５）（６）→（２）（３）（５）（６）（８）各３００円。２車単で（３）→（５）８００円、（５）→（９）５００円、（６）→（９）４００円。

　◆６Ｒ　前日の続きのようだが、ここも南関勢の並びがポイント。郡司を先頭に４人が並ぶが、その順番が神奈川－千葉－静岡－千葉。点数通りと言われればそれまでだが、番手の和田は前日のレースで得点順ではなく、３番手から運んで結果的に１着。番手まくりを打った静岡の片寄を差した。最近よく聞かれる「南関はひとつ」なら、軸で狙うのは和田ではなく、直後から伸びる静岡の新田だろう。３連単（８）→（１）（６）→全を各３００円、２車単で（１）→（８）６００円、（８）＝（９）と（１）＝（９）各３００円。

　◆７Ｒ　前日は結果的に南関上位独占に導いたとはいえ、海老根の前で先行できなかった山賀に、売り出し中の中井、準決で力を出し切れなかった竹内と、先行したい面々がそろった一戦。それぞれ出来は悪くないが、買いたい自力選手は立ち回りの器用さで早坂。ただし後ろの伏見が離れず付いて来れば、差し切りも五分とみる。３連単（３）（５）→（３）（５）→全を各３００円、２車単（３）→（１）、（３）→（７）各４００円。