先行職人・浦山一栄(47=東京)の表情がいい。

前場所広島で7場所ぶりに決勝進出(3、1、4着)。「それまでシューズを替えるなど、S級選手がやっていることをまねしていろいろ試してきたけど、全然駄目だった。それで(広島で)元に戻したら、すぐに結果が出てホッとしたよ。やっぱり長年やってきたことに間違いはないね」と笑顔で振り返った。

予選8Rは新人・阿部架惟都が当面の相手になる。「どこに行っても、だいたい新人が相手。何とかうまく走りますよ」と不気味に笑う。海千山千の走りを堪能したい。