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脇本雄太がG1連覇に挑む
第27回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)が10月5〜8日の4日間、前橋競輪場で開催される。屋内短走路の高速バンクに自転車競技のスペシャリストが集結する大会だ。V候補はナショナルチーム“ブノワジャパン”のエース脇本雄太(29=福井)になる。オールスターで待望の初タイトルをつかんだ男が、G1連覇に挑む。
脇本が中心も三谷、村上義弘、古性らが虎視眈々
脇本雄太がV争いの主役だ。初G1制覇となったオールスターでは、別線はおろか、番手を回った選手すらなすすべがないほどの絶対的なスピードで制した。世界の頂点を目指すブノワジャパンで鍛え上げられた脚力が競輪で花開いた。もともと前橋ドームは、世界選手権を開催するために造られた。明らかに競技者である脇本向きのバンク。昨年も渡辺一成がオールスターと寬仁親王牌のG1連続Vを決めているように、連続Vは十分ある。
逆転候補を挙げれば、番手を回れる三谷竜生、ビッグ戦線で健在を示す村上義弘、自在古性優作ら、脇本と連係できる近畿勢。いかに追走できるかが鍵だ。
脇本包囲網を作るのは関東勢になる。平原康多と武田豊樹の黄金タッグに、地元木暮安由も加わる。今年の平原は、打倒脇本に燃え、試行錯誤を繰り返してきた。直前のG2共同通信社杯制覇は、方向性が間違っていなかったことを示した証し。脇本をどう撃破するかに注目したい。
世代交代にも注目したい。自転車競技である全プロ大会での成績上位者が集まるため、若手の登竜門的なG1でもある。清水裕友、太田竜馬、原田研太朗、松浦悠士と、タイトルに手が届く位置にいる中四国勢の若手に加え、輪界のニュースター南潤と、ブレーク中の山崎賢人の111期勢の台頭なるかも見どころだ。
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