平原康多(34=埼玉)は珍しく興奮気味に準決12Rを振り返った。

 前受けから7番手まで下げた平原は2角から反撃。東口善朋が逃げた北野良栄を3角から番手まくりすると、平原は中団から内に切り込み、4角では外に持ち出して突き抜けた。「(中近の)2段駆けは考えてなかった。狙ってたわけじゃないけど、番手まくりの外では届かないし、落車も覚悟して突っ込んだ。最後は意地でした」。感触も日を追って上向き。「雨のせいかもしれないけどバンクも軽く感じたし、疲れも抜けてきてます」と足にも手応えをつかんだようだ。