ボート界の頂上決戦、SG第32回グランプリ(19日~住之江)、プレミアムG1第6回クイーンズクライマックス(28日~大村、シリーズ戦は26日から)が行われる。

<住之江GP>

 ◆水面特徴 今年1月からの1コース1着率は52・2%。2着の18・4%と合わせると連対率は7割を超える。冬はスタートラインに対して追い風が吹き、イン有利に拍車がかかる。イン以外で狙うなら追い風が強くなったときの2コース差しだろう。

 ◆注目エンジン エースは10号機と39号機。10号機は初降ろしから評判が高く、行き足から伸びが強烈だ。39号機は実戦足が素晴らしく、出足は抜群の域に仕上がる。その2基に続くのが3、8、12号機で、この3基と10号機は、トライアル2ndから登場する。

<大村QC>

 ◆水面特徴 今年1月からのイン1着率は、実に62・7%! 5レースあれば3回以上はインが勝つ計算になる。インのシード番組が多いことも確かだが、インの強さは頭に入れておかねばならない。この時期、強いホーム追い風には注意。スタートも難しくなり、ターンも風に負けない力強さを要求される。

 ◆注目エンジン エース機は複勝率50%超を誇る68号機。10月の周年で、羽野直也がG1初Vを飾った超抜エンジンといえば、思い出すファンも多いはず。21号機もパワーがあり、68号機に並ぶ看板エンジンだ。

※明日はGP&QCの総展望