極限のスピード決戦をライブで体感しよう。オートレースのNO・1レーサーを決めるSG第32回スーパースター王座決定戦(27~31日)が埼玉・川口オートレース場で開催される。このPRのため出場する中村雅人、山田達也選手(ともに川口所属)が22日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

 若きスピードスター鈴木圭一郎、絶対王者・高橋貢、ダブルグランドスラマー永井大介らSG優勝者や成績上位者らベスト16人が優勝賞金3000万円を争う。

 川口市経済部公営競技事務所の小東淳也氏は「地元の3選手(永井、中村、山田)には表彰台の上を目指してほしい。女性のファンも多いのでイベントでも盛り上げたい。売り上げ目標23億円を突破したい」と話した。

 4年ぶり3回目の頂点を目指す中村選手は「今年は順調ではなかったし、車も仕上がっていない。でも、いいレースができるよう、できる限り仕上げたい」、初出場の山田選手は「緊張すると思うけど、エンジンの状態はいいし今までやってきたことを全部出し切りたい」とそれぞれ決意を述べた。イメージガールのグラビアアイドル菜乃花は「27日は各レース場のイメージガールが川口に来ます。30日は抽選会のお手伝い、31日はプレゼンターで盛り上げたいと思いまず。ぜひ川口に来てくださいね」と多くの来場を願っていた。

 31日、最終12Rで行われる王座決定戦のスタートは午後5時20分。トライアルを勝ち抜いた8人が1周500メートルのバンクを10周回し、17年の王者が決まる。