中田竜太(29=埼玉)がレースでも抽選でも勝った。セミファイナル11Rを3コースまくりで制し、運命の枠番抽選へ。吉川元浩、仲口博崇、篠田優也とともにそれぞれ封筒を手にし、ドキドキの開封。中田が引いた紙には「<1>」の文字が書かれていた。カメラマンへのサービスも込みで、ニコニコの笑顔をふりまいた。

 「レース足は上位かもしれない。(乗りづらい)福岡でこんな風に仕上がることは珍しい」。42号機の動きも軽快。ファイナルは1枠=インの仕掛けに集中するのみ。3代目の大会覇者に名を連ねる。