【大野義孝のオレに任せろ】

 ◆12R 若武者・鈴木圭一郎の速攻に期待する。新ランク(4月から適用)では3期続けてS級1位の座を確保。17年は5月オールスターで史上初のSG4連続優勝、11月日本選手権は連覇を達成し、2年連続のMVPに輝いた。

 今年も圭一郎イヤーを目指し、1月全日本選抜連覇を達成。だが、最近は本来の車の動きが見られず、今は車の立て直しに懸命だ。新品クランクも4個投入した。それでも、結果が出ないため、前節地元一般戦(優勝戦2着)では車を乗り替えた。クランクは全日本選抜で優勝したときのもの、ケースは新品だ。「(前節は)優勝した(小栗)勝太君の車の方が良かったですね。でも、車を乗り替わって、以前が悪かったから、良くは感じます。優勝戦は新品シリンダーに換えたけど音が出ていなかった」と整備が必要だ。今大会は、17年オールスターで優勝したときのヘッドに換えて車の仕上げを図る。山陽は17年10月スピード王決定戦で初優勝している。

 雨の対抗は果敢攻めの佐藤貴也。絶対王者高橋貢、トップSを狙う篠原睦、追い巧者中村雅人も要注意。(6)=(7)から(8)(3)(5)。