丸亀ボートの開設66周年記念「G1京極賞」は明日31日に開幕する。地元の牙城を守りたい「六人の侍」に対してボート界NO・1の人気を誇る峰竜太を始め強豪がそろった。
<重成一人(39=香川)>
当地周年で2度の優勝。名実ともに地元エースに君臨する。だからこそ地元周年にかける思いは年々強くなる。「グランプリにも出させてもらったけど、SGを勝ち抜く厳しさを目の当たりにした。年齢も重ねて減量するのも大変になってきた。だからこそ今のうちに…というのはあるよ」。G1の舞台で、その存在感を示したい。
GWの地元戦は、格上ハンドルでしっかり優出。2枠から、逃げた片岡雅裕を巧追2着と踏ん張った。中村晃朋ら弟子にも力を注ぐ年齢にもなった。それでも「若手が強くなったといっても、僕から言わせればまだまだ。そういう意味では自分が身をもってもっと頑張らないといけないというのはある」。引き出しの多い地元の調整で持ち前の攻撃力を発揮。強豪遠征陣の猛攻にストップをかける。
<森高一真(39=香川)>
昨年悲願のグランプリ出場を果たした。初めての舞台で強豪と渡り合い、「もう1度あの舞台で戦ってみたい」という思いは強くなった。しかし、今年は波に乗れず苦戦が続く。「今年はまだ1度もいいと思えるエンジンを引いていない。エンジンが出てないと走りがぶれるというか…。要は悩んで走っているからレースで余裕がない」と悩みを吐露する。GWの地元戦も凡機を引いて優出はかなわなかった。「どこでもいいから、いいエンジンを引いてきっかけをつかみたい」と抽選運を課題に挙げる。
地元周年は2年連続準V。「優出はできているが勝てていない。だから今度こそというのはある」。地元の闘将が気合をMAXにして2度目の京極賞制覇に臨む。年末のグランプリも見据えた、まさに大一番だ。
<片岡雅裕(32=香川)>
香川の次世代エースが、昨年のびわこ周年を勝って大きな自信をつけた。しかし、それに伴いSGの舞台を経験したことで大きな壁にもぶつかった。「SGで戦い続ける人と自分との差をすごく感じました。まだまだ自分には足りないものが多すぎると実感しました」と話すが、表情は悲観はしてなかった。「だからこそ越えていきたいと思った。自分のやれることをやり切って正解が出たら続けていくこと。強い人は調整にも、ターン技術にも絶対に妥協しないし、継続していく力がすごいから」。
強豪と走る経験は何物にも代え難い。「勝てない悔しさもあるけど、楽しさもある。アドバンテージのある地元でどれだけ自分の力が通用するのか。レースを楽しみたい」。迷わず真っ向勝負するのみだ。
<村越篤(40=香川)>
地元のGWシリーズは、A1をかけたギリギリの戦いとなった。ボーダーライン上で、期末最後の4月30日ギリギリまで予断を許さなかったが、何とか来期(7月以降適用)のA1をキープした。「A2に落ちたら、また頑張るだけ」と淡々と話していたが、内心は冷や冷やだったか。一昨年は江戸川周年でG1初Vを飾るなど突如ブレーク。昨年の地元周年は重成一人、森高一真に続く「第三の男」として堂々の参戦だった。しかし今年の失速に「前期は何もかもがかみ合わなかった。直前の地元でやっといいエンジンを引けたし、仕上げられた。この調整を生かして浮上のきっかけをつかみたい」。遅咲きの男が、もうひと花咲かせる。
<三好勇人(34=香川)>
早くから若手ホープとして期待されながら、フライング禍やケガに悩まされて伸び悩んだ。それでもジリジリと力をつけて地元のA1レーサーとして初参戦に持ち込んだ。今年はフライング休みで出られない師匠・三嶌誠司の分まで奮起する。「毎月地元で走っていて調整の方向性は少しはつかめた。このアドバンテージを生かしたい」。もう若手とは言えない年になったが、その分経験も積んだ。今あるすべての力を格上相手にぶつける。
<近江翔吾(25=香川)>
前期で伸び悩み、7月以降はA2に降格する。しかし現状について「記念を多く走ったことで勝率を稼げなかった。いい経験をさせてもらった」と前向きにとらえる。
まだ25歳。早くから頭角を現し、A1にもすぐに駆け上がった。地元戦を多く走り優勝も経験。凡機でも出足を仕上げて持ち前のスピード旋回を繰り出す術も身につけた。ちなみに地元周年を走るのは初めて。「出足は来させる自信はあるけど、記念クラスだと伸びがないとやはり苦しい。いいエンジンを引きたい」。良機を手にすれば下克上を狙える。まずは抽選をクリアして、ポテンシャルを存分に発揮したい。





















