日本勢は、高木真備(23=東京)が打倒デグレンデルの1番手だ。2場所前の岐阜決勝では、ナターシャ・ハンセンを相手に追い込み勝負に出て、8分の1輪差の2着にまで迫った。「私、(追い込むのが)へたくそー! って思いましたね」と今でも悔しそうに振り返る。それでも「去年、一昨年とまったく歯が立たなかったけど、今年は勝負になっている。自分なりに成長できているなって」と手応えを口にしていた。

 短期登録選手がデグレンデルしかおらず、決勝での対戦が濃厚。連勝での対決へ、予1は「自分のレースをします」ときっぱり言い切っていた。