昨年グランプリ次点に泣いた原田研太朗は一時、調子を崩していた。

だが、前回の別府G1全日本選抜できっかけをつかみ、今節は持ち味のスピード攻めが復活。2予A・9Rは藤井昭吾が茨城勢を連れ果敢に仕掛けたところ、原田が打鐘から踏んで豪快にまくり切った。「まだいい時のものではないけど、別府で逃げたこともあって早めに踏み切れている」と手応えをつかんだ。準決10Rも勢いに乗じて一気だ。