反撃モードに入った本多宏和(37=愛知)が、12号機に手応えをつかんだ。

「回転の上がりが良かったです。これなら、気温が5度上がっても、回らないってことはないと思う。極力、ペラは触らない方向でいきたい」。昨年11月に2本のフライングを切り、24年後期適用勝率は4・62と大きく落ち込んだ。しかし、新期に入ると、蒲郡でいきなり優出4着。「蒲郡はノーハンマーでした。今まで自分の調整ミスで悪くしていたこともあったと思う」。高い事故率から解放され、調整法にも新境地を開き、ここからは上昇一途の雰囲気。初日6、12Rで早速、存在感を示す。