準決10Rはルーキーの伊藤颯馬(20=沖縄)が、番手の山下一輝を振り切って1着でゴールした。ラインが4車と長かったこともあり「初日よりは楽でしたし、冷静に駆けられましたね」と振り返った。

ただ、状態的には不安がなくはない。「バンクなのか足なのか、少し重い感じがある。風も強いですしね」と、小松島独特の海風に悩まされている様子。それでも準決勝同様に決勝も、後ろに中四国の3車が続きライン4車でレースはしやすくなった。前場所平塚に続く連続Vは目前だ。