丸山智史(33=山陽)がグレード戦初優勝に王手をかけた。準決9Rは素早い攻めが光った。4番手スタートから2周3角で逃げた矢野正剛をさばいて圧勝した。上がり3秒37と大幅に時計を短縮して機力アップを示した。「自分のグリップで走れた。ばっちり決まったスタートと最近の成績から奇跡が起こった感じ」。上昇機運に乗った地元31期が、再び速攻を決めるか注目だ。