予選3Rは、肩の脱臼で長期にわたって戦線離脱していた夏目新吾(32=静岡)が、半年ぶりの復帰戦を自ら白星で祝った。

残り2周で飛び出すと、蛇行を繰り返しながら終始主導権を握った。マークの平田徹も夏目の必死の先行に応えようと、同県で別線になった渡辺颯太を渾身(こんしん)のブロックで阻んだ。

「久々のレースだし、自分は冷静じゃなかった。平田さんはいつも仕事をしてくれるし、あれだけやってくれたら次も行きたくなりますよね」

これぞ競輪、これぞライン、というレース内容は、後を走る新人たちの良き手本になった。