今シリーズ、松浦悠士(30=広島)は地元バンクに19年4月以来、1年11カ月ぶりの出場だ。残念ながら無観客開催のため、ファンに生で勇姿を見せることはできないが、連日の奮戦ぶりは強烈なインパクトを与えている。初日特選は先行して2着に粘り、番手から差し切った清水裕友に「松浦さんはあの距離を踏んで2着に粘るのだからさすが」と言わしめた。

2予12Rは上がりタイム11秒1で一気にまくって快勝し「しっかりと踏み切れた。最終1センターの係も良かったし、いい感じでスピードに乗れた」と走りに及第点を付けた。準決12Rも岩津裕介を連れて全速でスパートする。